早いもので今年も残りあと70日余りとなりました。最近はネットをはじめ色々なところで来年の カレンダーを目にしますが、その中で一際功木の目に止まるのが「ハムスター」の写真を使ったも のです。
ハムちゃん達の愛らしい姿とカレンダーの種類の多さからを見るとつくづく今年はハムスターの年 だったなあという感慨を抱きます。
日本中を悶絶させた「ハムけつ」や、あまりのハムちゃん人気につけこんだ「ハムスター狩り」な ど実にな様々な話題を振りまいてくれました。
それと直接的はハムスターの名前は使わなくても明らかにハムスターをイメージさせる「隠れ・ ハムスター」現象も見逃すことは出来ません。
功木は、それら有形無形のハムスターに関する文化的な現象を「ハムスター・カルチャー」と呼び 今年を「ハムスター・カルチャー元年」としたいと思います。
そして来年以降も、ハムちゃん達の「ハムスター・カルチャー」を強力にバックアップして、さら には「ハムスター・ムーブメント」として人類の社会・文化的な発展に寄与したいと思います。
それと同時に、ハムスター類の人間界における社会的な地位の向上や双方にとって重要な自然環境 保護にも力を入れたいと思っています。
「ハムスター・ムーブメント」とは先述の「ハムスター・カルチャー」を哲学・思想的な面で展開 させた運動の呼称であります。
そしてそれは、人類にとってもハムスター類にとっても双方にとって史上初になる試みになるでし ょう。
奇しくも今年は足利の花火大会が100回目を迎えた記念すべき年でもあったわけですが、100 0年先までの射程で考えた場合それは同時に「ハムスター・ムーブメント」開始の号砲でもあった のです。
それにしても今年のハムちゃん達の親孝行ぶりには、功木もほとほと頭が下がります。マキオロジ ーの「天下分け目の関ヶ原」と位置付けた夏の戦いを「ハムスター狩り」という文字どうり体を張 った活躍で、歴史的な大勝利へと結び付けてくれました。
そして結果的にですが、大論争を巻き起こして人々の関心をハムスタ一類へと向けさせてくれまし た。
功木の熱い期待にものの見事に答えてくれたハムちゃん達。最高の流れを作って功木にバトンを渡 してくれたのです。
今度は功木がハムちゃん達に恩返しをする番ではないかと思っています。
元々実験動物であるハムちゃん達は故郷を持たない動物であります。これほどまでに人類の発展に 貢献してくれているのだから、どこかにハムちゃん達の保護地域を作ってあげれば良いと思います 。
野生のハムスターはどんどん数が減ってきているそうなので、これは一日も早く行動を起こさなく てはいけないと思います。
それと同時に重要なのは今でも続いて来年まで持ち越しそうな「ハムスター狩り」論争に決着を付 けることです。「何故、金魚釣りや魚釣りは良くて、ハムスター狩りはダメなのか?」ということ に関して誰でも納得できる合理的な理由を提示することです。
これには、ハムスターは人間と同じ哺乳類だからとか、唯単に可愛いからとか好きだからとかいう 主観的かつ価値観的な理由ではなくて進化心理学上の決定的な理由が存在します。
これを十全に理解してもらうには、ハムちゃん達の人類の文化史上における重要性を理解して頂か なくてはなりません。そして、それらは我々の世界観や時代認識、さらにメディア観にまで決定的 に新しいパラダイムをもたらすでしょう。
功木の知っているハムスターを飼っている友人達(ハム友)の間では、ハムちゃん達を「ハム様」 と敬称を付けて呼ぶ人が多いようです。
確かにハムスターという動物は人にそう呼ばさせる何かを持っている気がします。
そこで今日は最後に、ハムちゃん達にこの言葉を捧げたいと思います。
「神様、仏様、ハム様」と・・・
Schluss fur heute!
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