皆さん、こんばんは、IDEA_MENこと功木マキオです。(最近はハムスター評論家の水野ハム朗を 名のる時もあります)
最近は朝晩ぐんと冷え込むようになって来ましたが、皆さんは寒さ対策は万全ですか?うちのオジ ョーも体調を崩さないように夜はケージの下にカイロを置いたりして気を配っています。
ペットの小動物関連のサイトを見ていたら、「デグー」と呼ばれるハムスターと同じゲッ歯目に属 する動物が日本でも最近ペットとして人気が出ているという記事を目にしました。
「アンデスの歌うネズミ」と呼ばれているそうで、ハムスターより知能が高く、社会性があり、寿 命も5〜8年とネズミの仲間のなかでは長生きな方です。
さすがに見た目はハム様たちに比べれば多少見劣りがする気がします。でもどんな動物でも飼い主 に懐いてくれればこの点はあまり気にならないかもしれませんが。
寿命が長いのが良いので将来的には飼ってみたいなとは思いますが、当面はオジョーのお世話で手 一杯です。
確かにハム様たちの寿命は平均して2〜3年と短いですが、功木に言わせればそこがハム様たちの 魅力の一源泉であると思います。それこそが飼い主たちを切なくやるせない思いにさせてハム様た ちのお世話にむかわさせているのです。
たとえてみれば、不治の病で余命2年の宣告を受けた恋人に恋をしてしまった人の様なものなので す。残された時間を精一杯生きてもらいたく思い、やさしい気持ちで尽くしてあげたくなるでしょ う。
短い年月なのですが、そうやってハム様たちと過ごした月日は非常に密度の濃い、輝きに満ちたも のになるのです。
ハム様たちは寿命が短いがゆえに、あれほど魅力的なのかもしれません。
それと進化心理学的に考えればハム様たちの魅力はさらに2つの要因が挙げられます。。
一つはあの手の平にジャスト・フィットするサイズがあります。
皆さん、ご存知のように人類は進化の過程で、立ち上がって二足歩行することによって、手が自由 に使えるようになりました。それが現在の人類の大きな脳への進化へと繋がっているのです。
ハム様たちの手の平サイズの大きさが、人間から好感を持たれる理由になってということの進化心 理学上の根拠がここにあります。
それと、もちろん少女マンガのような愛らしいお顔も人気の要因であります。顔も進化論的には極 めて重要な役割を持った器官であると言えるのです。
今年のハム様たちのブレイク振りにはまさに目を見張るものがありますが、やはりそれには学問的 な根拠があり、そうなるべくしてそうなったと見るべきでしょう。
功木やオジョーたちの仕事はハムちゃん人気を単なる一過性のブームに終わらせないことです。
かつてドイツの現象学者のマックス・シェーラーたちが「哲学的人間学」なるものを構想しました が、現代社会においては「哲学的ハムスター学」が構想されるべきなのです。
それは人類とハム類との「共存」「共栄」「共進化」をスローガンに21世紀の全く新しい知のパ ラダイムとなるでしょう。
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